商品登録『りくたかプレミアムオイスター』を取得し、自社の牡蠣全般のブランド名と展開し、殻付牡蠣やむき身の商品名の総称として使用しております。
殻付牡蠣(カルチ物)
奥松島の東名から仕入れた良質の種牡蠣を適正数に間引きし、ロープに挟み込み、2年程度、間伐材で作ったイカダに垂下する事で、大粒の牡蠣に育ちます。
また、夏から秋にかけて、垂下した牡蠣を70℃前後のお湯につけて雑物を除去する温湯処理をしています。種挟みした一年子も温湯するのが、米崎地区だけの伝統で、最高級の牡蠣を作る秘訣となっております。
シングルシード
世界的に最先端の養殖方法であるオーストラリア式牡蠣養殖を取り入れて、シングルシード牡蠣を試行生産しています。
このシングルシード方式は、稚貝の段階から、一粒で生産する方式で、SEPA社のバスケットという籠で、ランブリング(転がす)しながら、育成することで、身入りや形状が素晴らしくよく、生産数も管理しやすく、約一年で出荷できることから、環境負荷も少なく、次世代の養殖方法です。
まだまだ試行段階で生産量が安定していませんが、年々、設備や育成方法の改良をしており、徐々に生産数を伸ばして行く予定です。
2019年冬から豊洲市場へのサンプル出荷が始まりました。2020年度もコロナの影響が大きいですが、豊洲市場や川崎北部市場などへの出荷も予定しており、少しずつ販路を拡大中です!