種付け・抑制作業
カキの放卵時期(7月下旬から8月中旬)に海中に採苗器を垂らし海中に漂うカキの 幼生(約0.3mm)を付着させます。このように幼生を付着させることを採苗といいます。
採苗器はホタテ貝の殻の中央に穴を開け、1m位の針金に50枚ほど通したものを用います。 採苗したカキの種は、そのまま沿岸の抑制棚に移し、干満の差により、水中につかっている時間が少なくなります。
これにより、カキの成長を抑制することで、環境の変化に強い種カキを残します。
通常、ここまでを宮城の東松島の業者が行い、その采苗器についた種カキを5~800連ほど買い付けます。